クラウドベースのロード テストに関する FAQ

これらのセクションでは、クラウドベースのロード テストに関する FAQ について取り上げます。問題のトラブルシューティングや、疑問の解決に役立てることができます。

アプリの構成

A:インターネット上で利用できるあらゆるアプリに関して、Visual Studio Team Services を使用してロード テストを実行できます。 こちらから作業を開始できます。

アプリが内部アプリである、またはまだリリースされていために、ファイアウォールの内側にある場合でも、クラウドベースのロード テストを使用できます。 詳しくは、「Load testing applications behind a firewall using Trusted IP (信頼できる IP を使用した、ファイアウォール内側のアプリケーションのロード テスト)」をご覧ください。

全般

A:クラウドでロード テストを実行するアクセス許可を取得するまでに、5 秒から 3 時間ほどかかります。 既に Visual Studio Team Services アカウントを作成してある場合、すぐにロード テストを実行できるようになります。
A:いいえ。 現時点では、MSTest を使用してロード テストを実行することはできません。
A:既定では、ローカルの SQL Express データベースに保存されます。 SQL Express が試行のテスト結果を格納します。 さらにロード テスト結果をダウンロードする場合、パフォーマンスを向上させるため、代わりに SQL Server を使用してください。 SQL Server を使用する場合、こちらの説明に従ってください。

A:Visual Studio 2013 Update 5 と Visual Studio 2015 以降、ロード テストの実行を構成するときにテスト エージェントの場所を選択できます。 世界各地にあるサポート対象 Azure データセンターから場所を選択してください。 旧バージョンの Visual Studio を使用している場合はどうなりますか。

実行が完了すると、Visual Studio Team Services アカウントと同じ場所に結果が保存されます。

旧バージョンの Visual Studio を使用している場合、エージェントの場所は、Visual Studio Team Services アカウントの作成時に選択した場所になります。

Visual Studio Team Services アカウントのリージョン
南部中央アメリカ
西ヨーロッパ

テスト エージェントの Azure データセンター
米国東部 2
西ヨーロッパ

アプリがファイアウォールの内側にある場合でも、信頼できる IP を使用してファイアウォールを構成すると、ロード テストを実行できます。 信頼できる IP を要求し、内部アプリをロード テストするときに使用する方法については、次の資料を参照してください。
Load testing applications behind a firewall using Trusted IP (信頼できる IP を使用した、ファイアウォール内側のアプリケーションのロード テスト)
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A:いいえ。 ロード テストの実行のためにエージェントがホストされる一連の仮想マシン上では、その 1 つのロード テスト実行しかホストされません。
A:それぞれの実行に関して、ロード テスト エージェントの最大コア数は 100 です。 テストの実行で、より多くのコアを必要とする場合には、同時に 10 のロード テストを実行できます。

エージェント コアあたりの仮想ユーザーの最小数は 1 です。 ロード テストでさらに多くのエージェント コアを必要とする場合、またはエージェント コアあたりの仮想ユーザー数を減らす場合には、vsoloadtest@microsoft.com にお問い合わせください。

A:テスト実行で 1 コアあたり 25 以上の仮想ユーザーを使用する場合、VUM = (テスト実行でロードする最大ユーザー数) * (分単位のテスト実行時間) となります。

テスト実行で 1 コアあたり 25 未満の仮想ユーザーを使用する場合には、VUM = (コア数) * (1 コアあたり 25 仮想ユーザー) * (分単位のテスト実行期間) となります。

VUM を計算するために使用される最小値は、25 仮想ユーザーと 1 分です。 テスト実行値が最小値よりも小さい場合、それらの実行値は最小値に切り上げられます。 たとえば、テスト実行において 30 秒間に 20 の仮想ユーザーを指定する場合、テストは実際には 1 分間に 25 ユーザーとして実行され、15 VUM ではなく 25 VUM となります。

また、テスト実行時間は分単位です。 そのため、テスト実行期間が 5 分 15 秒の場合には、時間は 6 分に切り上げられます。

次について、最小値である 250 VUM (テストのウォームアップ時間も含めて) がアカウントから差し引かれます。

  • 完了した実行 (実行の全体時間に基づいて算出)
  • 中止した実行 (実行の経過時間に基づいて算出)

エラー状態で終了した実行に関しては、アカウントから VUM が差し引かれることはありません。

Visual Studio Team Services アカウントで使用した、または残りの仮想ユーザー時間を確認するには、Visual Studio Team Services アカウントのホームページ(https://{youraccount}.visualstudio.com) にアクセスしてください。

A:リソースの上限は、それぞれの Visual Studio Team Services アカウントに適用されます。 アカウントごとに、1 か月あたり、20,000 仮想ユーザー時間 (分) (無料) を受け取ります。 ロード テストでさらに多くの仮想ユーザー時間を必要とする場合、アカウント所有者に、ご使用の Visual Studio Team Services アカウント用の追加リソースを依頼してください。

無料のリソースの上限を使い果たし、追加リソースを購入していない場合、次のようなステータス メッセージを受け取ります。

この実行により、その月の許可されている最大使用量を超えます。 ご使用のアカウントにおける今月の現在の使用量 (進行中の実行を含みます) は 8000 で、許可されている最大使用量は 20000 です。 使用量の上限とその変更方法について詳しくは、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=303976をご覧ください。

テストの構成

A:.csv ファイルまたは Excel スプレッドシートを使用すると、クラウドベースのロード テストに異なる値を指定できます。 現在、SQL Server の使用はサポートされていません。 異なる値をテストに指定する方法については、こちらをご覧ください。

A:実行で使用されるエージェント数は、テストに基づいて計算されます。 テストの実行時にエラーが出る場合、エージェント コア数を増やさなければならないことがあります。 Visual Studio Team Services で Visual Studio IDE を使用してテストをロードするときに、エージェント コア数を変更できます。

IC666801

エージェント数 (総コア数)

値にはどのような意味がありますか。

  • 0:(既定) コア数は、テストに指定した仮想ユーザー数に基づきます。
  • 1:テスト実行では、1 コアにつき 1 エージェントを使用します。
  • 2 以上:各エージェントは常に 2 コアを使用します。 たとえば、値が 4 の場合、2 つのエージェントがそれぞれ 2 コアを使用します。 値が 3 の場合にも、2 つのエージェントはそれぞれ 2 コアを使用します。 1 つのエージェントが 2 コアを使用し、もう 1 つのエージェントが 1 コアのみを使用するということはありません。

また、エージェント数は、テスト ミックス (Web パフォーマンス テストまたは単体テスト) にも依存します。 Web パフォーマンス テストだけを行う場合、2 コアごとに 250 から 1000 の仮想ユーザーを使用することをお勧めします。 単体テストの場合には、エージェント数は単体テストの実行内容に依存します。 つまり、より短時間のロード テストを実行すると、十分な数のエージェントがあるかをテストするか、または目的ベースのロード テストを使用する必要があります。

A:テスト設定で展開オプションとセットアップ スクリプトを使用できます。 エージェントに展開する .exe または他のファイルを [展開] ウィンドウに追加できます。セットアップ スクリプトを使用してこれらのファイルをエージェントにインストールできます。

エージェントに展開するすべての項目は、エージェントのディレクトリにコピーされます。 このディレクトリにアクセスするには、セットアップとクリーンアップのスクリプトで %DeploymentDirectory% を使用します。 たとえば、エージェント コンピューターに WebDeploy をインストールする場合、WebDeploy_x64_en-US.msi を [展開] ウィンドウに追加します。 セットアップ コマンドは、%DeploymentDirectory%WebDeploy_x64_en-US.msi /passive のようになります。

ロード テストの実行と監視

A:サービス ステータスは、Visual Studio Team Services サポート ポータル (ページ上部) とサービス ブログで確認できます。 また、サポート フォーラムのこちらの投稿に従って、サービス ステータスのアラートを購読することもできます。

A:Visual Studio Team Services でロード テストを実行する場合の状態は、次のとおりです。

  • 進行中:テスト実行は現在クラウドで実行中です。
  • 完了:テスト実行は正常に完了しました。
  • 中止:テスト実行は、ユーザーが [停止] ボタンをクリックして停止しました。 また、この状態はロード テストに関連してエラーが発生した場合にも生じます。 たとえば、テスト スクリプトにエラーがある場合、中止になることがあります。
  • エラー:テスト実行は、サービス自体のエラーによって停止しました。 たとえば、サービスにインフラストラクチャ エラーがあり、テストの実行を継続できない場合があります。 これは、ロード テストまたはテスト スクリプトが原因で生じるエラーではありません。
A:既知の問題のため、現在、次の回避策を使用してください。

  1. 管理者特権でメモ帳を起動します。
  2. devenv.exe.config ファイルを開きます (通常、このファイルは次の場所にあります:”C:Program Files (x86)Microsoft Visual Studio 12.0Common7IDE”)
  3. bindingRedirect の値を “8.0.0.0-14.0.0.0” に変更します。
        
        
    

トラブルシューティング

A:Internet Explorer 11 を使用して Web テストを記録しようとするときに Web テスト レコーダーが使用できない場合、こちらにアクセスして問題を解決してください。

A:ロード テストの実行中に、ステータス メッセージとテスト エラーがレポートされます。 ステータス メッセージには、結果データベースへの接続が失われたタイミングなど、ロード テストの実行自体に関する詳細が記されています。 テスト エラーはテストに関連するエラーです。 どちらのメッセージも、進行状況グラフの [詳細] タブから表示できます。

IC696061

A:接続の現在の状態が閉じたことを示すエラーの場合、接続がタイムアウトになる前に待機する時間を設定できます。 接続文字列で ConnectTimeout または ConnectionTimeout キーワードを設定します。 ConnectionString として値 0 を設定しないでください。0 に設定すると、無限に接続の試行を続けます。
A:この事態が生じる場合には、MSDN サブスクリプションで Visual Studio Ultimate プロダクト キーを取得して、[製品情報] ページで [製品ライセンスを変更します] オプションを使用する必要があります。 Visual Studio Team Services を使用してロード テストを実行するコンピューターごとにこの操作を行わなければなりません。 プロダクト キーを取得するには、このサイトにアクセスしてください。

A:2014 年 11 月 26 日以降、REST API 呼び出しにバージョン情報を追加する必要があります。 呼び出しが VssVersionNotSpecifiedException 例外で失敗する場合、REST API 呼び出しに ?api-version=1.0-preview.1 を含める必要があります。 これを行うには、こちらの指示をご覧ください。

A:Visual Studio Team Services を使用してテストを実行するとロード テストのテスト名は小文字に変換されます。 ユーザー コードによるテスト名についての文字列の照合では、大文字と小文字の区別が無視されるか、テスト名が小文字に変換されます。
A:テキスト エディターを使用して devenv.exe.config を編集します。 通常、このファイルは “C:Program Files (x86)Microsoft Visual Studio 12.0Common7IDE” にあります。

    1. セクションに次の行を追加します。
      
      

      ここで、XXX は次のいずれかです。

      • all – すべてのメッセージをログに記録します。
      • off – すべてのメッセージのロギングを停止します。
      • critical – 重大なメッセージのみをログに記録します。
      • error – エラーと重大なメッセージのみをログに記録します。
      • warning – エラー、重大、警告のメッセージをログに記録します (既定)。
      • information – エラー、重大、警告、情報のメッセージをログに記録します。
      • verbose – エラー、重大、警告、情報、詳細のメッセージをログに記録します。

 

  1. 次のセクションを、devenv.exe.config ファイル下部にある、終了タグの前に追加します。 initializeData 値を変更して、ログ ファイルのパスを指定できます。
        
     
     
     
     
     
    
     
     
     
     
     
    
  2. Visual Studio 2013 を再起動し、問題を再現します。 その後、ログ ファイルを確認するか、サポートと共有できます。 ログ ファイルは、%Temp%ELSClient にあります。
A:Visual Studio 2013 Update 4 以降のバージョンでは、TimingDetailsStorage プロパティの既定値が AllIndividualDetails から None に変更されました。 個々のタイミングを確認する場合には、TimingDetailsStorage プロパティを AllIndividualDetails に設定する必要があります。 詳しくは、こちらをご覧ください。

エラー

A:次のいずれかのエラーを受け取る場合:

  • VS1550064
  • VS1550072
  • VS1550078
  • VS1550081
  • VS1550082
  • VS1550083

Visual Studio Team Services サポートにお問い合わせください。 その際、テスト実行 ID を提供してください。

A:手動で .loadtest xml ファイルを編集すると、次のエラーが生じる可能性があります。

  • VS1550084

ファイルを開き、加えた変更すべてを元に戻します。 ロードテストを再実行すると、正常に完了するはずです。

A:手動で .loadtest xml ファイルを編集すると、次のエラーが生じる可能性があります。

  • VS1550026
  • VS1550027

ファイルを開き、加えた変更すべてを元に戻します。 ロードテストを再実行すると、正常に完了するはずです。

A:ロード テスト ウィザードを完了せずに閉じると、次のエラーが生じる可能性があります。

  • VS1550030

この問題を修正するには、別のロード テストを作成し、実行が失敗したロード テストを削除します。

A:通常これらのエラーは、クラウドベースのロード テスト サービスの問題が原因です。 ロード テストをもう一度実行してみてください。 問題が解決しない場合、Visual Studio Team Services サポートにお問い合わせください。 その際、テスト実行 ID を提供してください。
A:こちらから、該当する他のエラーとその解決策に関する情報を参照してください。

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